技術情報
技術開発
日々進化していく情報技術に対応し、新たなる開発に挑む。
ブラケットハンドリング車
国内鉄道業界で初めてロボットアームを搭載した鉄道電気工事用車両です。人力に頼って実施している可動ブラケット(電柱付属部品)の取替作業をロボットアームにより機械化・自動化することで、生産性向上と安全性向上を図ります。
ハンドリングマシンによる電柱建替の機械化
「電柱ハンドリング車」は電柱を直接つかむ「ハンドリング技術」を国内鉄道業界の電柱建替車で初めて採用しました。高所の危険作業、既設設備への影響、誘導等の補助者を削減し安全性向上と省力化を実現しています。
ハイパー架線車
き電吊架線延線工事を安全に施工する為に開発した軌道陸上兼用の車両です。運転操作は車両の荷台上に設けた運転操作パネルの押釦スイッチ、セレクタスイッチ、電気的ボリューム 等により運転状況を容易に監視することができます。また、延線巻取装置は左右90°の範囲で旋回します。
電動張線器
電動で動作する張線器を開発し、作業現場の作業効率が向上しました。電動張線器は張線器に電動機を取り付けたものであり、操作は電動張線器とケーブルで接続されたスイッチのある操作盤にて行います。
レール研磨作業の機械化
新線建設や災害による長期不通区間では、列車を運転するまでにレールを磨く作業が必要となり、多い時には数十キロメートルにわたり人力による研磨作業を行っていました。
今回新たにレール研磨装置を開発し、車両で牽引することにより労力の軽減や連続走行による長距離研磨作業が可能となり、作業時間の短縮にも貢献しています。