技術開発
ハイパー架線用軌陸延線車

 電車線路工事では、電柱建植、架線延線等、大部分の作業は、軌陸車(*)が中心となって活躍しています。また、最近の電化、設備更新においては、ハイパー架線という電車線路を採用しています。
 ハイパー架線のき電ちょう架線は、線条の太さや重量が従来のちょう架線に比べ大きく、重くなり施工上の問題点が発生してきています。
 
これら問題点を解消するために、ハイパー架線用軌陸延線車を開発しました。

(*)軌陸車とは、一般道路上はタイヤ走行ですが、鉄道線路上では鉄輪によりレール走行が可能な鉄道作業用自動車のことをいいます。


<き電ちょう架線延線工法の改善>
<従来の編成>
<導入後の編成>
@トロが必要
(ドラムジャッキの操作のため添乗が必要)
Aトロ載線のため、基地での編成が基本)
(移動のため作業時間減少、使用に制約)

@トロが不要
(添乗がなくなり作業員の安全を確保)
A踏切から容易に載線が可能
(作業時間増加、使用制約が減少)

ランプテスター


1.開発の経緯

 鉄道信号電球は、ある一定期間を過ぎると取り替えますが、新しい電球の断線の有無・種類、ソケットの差込不良、接触不良、電気回路短絡等交換作業が正常であるかどうか確認しなければなりません。点灯状電球は確認できるのですが、点灯していない電球を交換する場合は、点灯するまで待つか、駅等で試験的に点灯させてもらい確認しなければいけません。しかし、列車が運行されているのに故意に点灯させるのは、信号回路に支障をきたし列車運行の安全のために禁止されています。
 そこで、現在の信号回路に影響を与えることなく確認できる方法として、このランプテスターを開発しました。

2.使用方法

 信号用電球に点灯時電圧の約1000分の1の電圧を与え、消えている電球も点灯させることなく抵抗測定を行います。その値が規定値内であれば正常、規定値外であれば不良とし、電球交換作業の良否を判断します。

<ランプテスター>
<ランプテスター実用例>
[従 来]
電球交換
・点灯試験が必要
・作業時間に制限があり
  作業効率が悪い

[ランプテスター使用時]
電球交換
・点灯試験が不要
・作業効率がアップ
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